新型コロナウィルス感染症(COVID-19)に対する日本生殖医学会からの通知
国内では5月14日付で緊急事態宣言に対する一部地域解除並びに緩和措置が施されました。
これを受け、日本生殖医学会では以下のように提言します。
1)不妊治療(人工授精、体外受精・胚移植、生殖外科手術などの治療)の延期を選択肢として受け入れた患者様に対して、
COVID-19感染防御と 感染拡大防止対策を可能な限り施行した上で、以下の点に配慮し不妊治療の再開を考慮していく。
2)感染の動向が都道府県や地域によって異なること、患者様ごとに背景や感染した場合のリスクが異なる可能性があること
などから、不妊治療の種類と実施の可否についての選択は患者様への十分な説明と同意のもとに医師と患者様でよく相談
して実施していく。
3)COVID-19感染に対する医療供給体制などの社会状況にも配慮しながら、それぞれの状況に応じた適切な医療を実施していく。
当院では、今後もCOVID-19の動向と不妊治療について、幅広く情報を収集し安心して受診できる環境の構築に努めてまいります。