方舟便り

波多野久昭/ノア・ウィメンズクリニック院長

日常の診療を行っていて感じたことなどをつづっていきます。

失望と感謝

 人生は自分の思いのままに行かないことが多くあります。受験や仕事で失敗したり、病気やけがで体調を崩したり、対人関係で悩んだり、色々なことがあります。そんな時、人は落ち込み、うつ状態になったり、人生に失望して自殺を考えるかもしれません。

 しかし、考えてみてください。私たちは、自分の意志で髪の毛の色を変えることも、自分の力で寿命を延ばすこともできません。命は努力して獲得したものではなく、与えられているものです。この地上で生きている間は、与えられているものすべてに、まず感謝しましょう。

 もし右目を失っても、左目があるなら、見ることはできます。もし両目が失われたら、耳で聞くことができることに感謝しましょう。片腕が失われても、もう片方の腕があればできることがあります。もし両腕が失われても、足で歩くことができることに感謝しましょう。

 命がある限り、生きている意味と目的が備えられています。それを見据えることができれば、どんなに辛い状況であっても、失望ではなくて感謝が生まれます。「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について感謝しなさい。これがキリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。」(第一テサロニケ 5章16~18節)

 

 

 

最新のコラム一覧へ戻る


このページの先頭へ

相談・お問い合わせ web診療予約