方舟便り

波多野久昭/ノア・ウィメンズクリニック院長

日常の診療を行っていて感じたことなどをつづっていきます。

神の祝福に満たされる幸い

 人にとって幸せとは何でしょうか。健康でしょうか、仕事で成功することでしょうか、自分の思い通りになることでしょうか。

 ニューヨーク・リハビリテーション研究所の壁には「病者の祈り」と題した、一人の患者の詩が書かれています。一つも思い通りにはならなかったのに、神からの祝福を全身で受け取った人の心の叫びです。心の満たされることが、真の幸いと言えるのではないでしょうか。

 「病者の祈り」

 大事をなそうとして 力を与えてほしいと神に求めたのに 慎み深く従順であるようにと 弱さを授かった

 より偉大なことができるように 健康を求めたのに より良きことができるようにと 病弱が与えられた

 幸せになろうとして 富を求めたのに 賢明であるようにと 貧困を授かった

 世の人々の称賛を得ようとして 権力を求めたのに 神の前にひざまずくようにと 弱さを授かった

 人生を享楽しようと あらゆるものを求めたのに あらゆることを喜べるようにと いのちを授かった

 求めたものは一つとして与えられなかったが 願いはすべて聞き届けられた

 神の意に添わぬ者であるにもかかわらず 心の中の言い表せない祈りはすべてかなえられた

 私はあらゆる人の中で最も豊かに祝福されたのだ

 

 

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