方舟便り

波多野久昭/ノア・ウィメンズクリニック院長

日常の診療を行っていて感じたことなどをつづっていきます。

流産した子供の行く末は

  知人のKAさんから、流産した子供も天国に行けるのですか?との質問を受けました。明確な答えは聖書にも書かれていませんが、ヒントは沢山記されています。

 以前にもコラムに書きましたが、人が他の動物と違う点は、神の霊が与えられていることです。私たちの本当の命は肉体の命ではなく、霊の命です。肉体が滅びると、霊は神のもとに戻ると書かれています。胎内に新しい命が宿ったときから、胎児は既に人であり、神の霊が与えられています。従って、流産になった胎児の霊も、神のもとに帰っているはずです。

 すべてを創造された神は、私たち一人一人の事を心に留めておられます。「二羽の雀は1アサリオン(当時の通貨貨幣)で売っているでしょう。しかし、そんな雀の一羽でも、あなた方の父のお許しなしには地に落ちることはありません。また、あなたがたの頭の毛さえも、みな数えられています。」(マタイの福音書10章29~30節)、「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。」(イザヤ書43章4節)

 そして、天国・神の国では、新しい霊の体が与えられます。「死者の復活もこれと同じです。朽ちるもので蒔かれ、朽ちないものによみがえらされ、卑しいもので蒔かれ、栄光あるものによみがえらされ、弱いもので蒔かれ、強いものによみがえらされ、血肉のからだで蒔かれ、御霊に属するからだによみがえらされるのです。血肉のからだがあるのですから、御霊のからだもあるのです。」(コリント第一の手紙15章42節~44節)。それは、もはや朽ちることも死ぬこともありません。永遠の命です。

 また、神の国では神が共にいてくださるから、平安な平和な世界です。「見よ。神の幕屋が人とともにある。神は彼らとともに住み、彼らは神の民となる。また、神ご自身が彼らとともにおられて、彼らの目の涙をすっかりぬぐい取って下さる。もはや死もなく、悲しみ、叫び、苦しみもない。なぜなら、以前のものが、もはや過ぎ去ったからである。」(黙示録21章3節~4節)

 流産した赤ちゃんも、神のもとで新しい霊の体が与えられ、平和な生活を送っていると思います。やがてKAさんも天国で再会できるはずです。

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